宇宙から届いたマニュアル
ー 瀨木庸介著
誰でもわかるマニュアル
※この内容は1997年当時のものです。
ではなぜ、マニュアルが必要なのでしょうか 。
それは宇宙が、特定の指導者としての少数の聖者賢者を、地球に特派する必要のなくなった「時」の到来です 。
人類大衆一人一人を、聖者賢者指導者級にしようとする、つまり一人一人が、地上の肉体を持ちながら本来の神の姿に還元し、地球を完成する最後の「時」がきたのです。
またその「時」は、宇宙の法則、神のみ心 、大慈愛のマニュアルを地球に届け、それを地上のコミュニケーション手段に乗せて、人類一人一人に手渡すことが出来る「時」でもあるのです。
しかし、人間が本質的には皆等しく神の子、神の分霊であるにしても、それぞれの過去世から現在にいたる因縁によって、地上の人類は実に十人十色、百人百色で千差万別の存在です。
それは人種や民族も違い 、老若男女も違い、人格や能力や知識や経験も皆違います。そうした人類のうち、例えば、頭の良い人には出来ても、悪い人には出来ないとか、体力のある人には出来ても、ない人には出来ないとか、あまりにも一般の人の日常生活を離れ過ぎたことをする、という昔風の目覚めの方法は役に立ちません。
また歴史にも見受けられるように、尊い御本尊によって人間が救われ、目覚めを促された反面、その御本尊の違いのために、かえって新たな争いが生まれてしまう、というマニュアルでも困ります。
そこで、やろうと思えばどんな人にも出来て、しかも何の問題も生じない、というやさしい方法が必要になります。
たとえば、優れたマニュアルさえあれば、会社や工場やコンビニやファミリーレストランなどでも、パートの主婦やアルバイト学生を雇って、とにかく一応の運営は可能です。また彼等も、訓練次第、練習次第で専門的な正社員にもなれましょう。
そうしたマニュアルと同じように、人類の誰もが容易に実行出来て、練習さえ積めば上達し、真理開眼の悟りにいたること請け合いの、すでに実証済みの確実なマニュアルが、宇宙の神々と宇宙神の究極より届けられたのです。
それが、世界平和の祈りによる人間と真実の生き方と、我即神也、人即神也(※1)、人類即神也の印であったのです。
※1 「人即神也」の宣言文と印は、現在ではその役目を終えているため宇宙のマニュアル対象外となっています。