「日々の指針」
 ー 西園寺 昌美 著

不安は小さなうちにつみとれ

1.

不安は最初は何か漠然とした恐れから始まる。その恐れをまだ小さいうちに、手早くつみとってしまうと、不安はたちどころに消えてしまう。どうしてその芽をつむかというと、自分の心の中から、その恐れを一刻も早く追い出してしまうことである。又その恐れを認めないように出来るだけ心がけることである。そして絶対に「無い」と否定することである。その為には祈ることである。認めたら最後、それは認められたことによって、どんどん成長していってしまい、手に負えないものになってしまうからである。

2.

恐怖とは間違ったことを信ずることである。天からまっすぐ降りてくることのみを信じていれば、恐怖などあり得ない。恐怖とは、人がつくり出した迷える想念である。

その想念にまどわされることによって新たな恐怖がつきまとってくるものである。神のみを信じ、愛のみを行じてゆけば、恐怖などといった想念波動を、自分のまわりには一切寄せつけないし、受けつけない。自然にはねのけてしまうものである。

3.

現代、何もかもやりすぎる程やる人が、あたかもすごい人のように思われている。

果して本当にそうなのであろうか。人間には何もせずじっとしてエネルギーを充分内に貯える時が必要な場合もある。働きすぎたり、やりすぎたりした為に、その精神内に、肉体内にエネルギーを充分貯えることが出来ずに結局、最後には、病気になったり、事業に失敗したりして、事を成就せずに終ってしまう。

4.

人生とは選択と決断の連続である、といわれている。自分のつちかった経験や知識、情報に基づいて行っているが、ほとんどの場合直観で決めてしまう場合のほうが多い。

ただ単に好き嫌い、良い嫌だ、といったフィーリングの方が経験や知識よりも先行する。又その方がずっと自分の思った通りの人生を歩むことが出来る。直観とは神から流れてくる答だからである。

書籍「日々の指針」(日本語/Japanese) 西園寺 昌美 著

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