「日々の指針」
ー 西園寺 昌美 著
生かされて生きているのだ
1.
一波の背後に広大な海が潜んでいるように、あなたの背後には守護霊様守護神様の絶大なる守りと導きがあり、又更にその背後には、大宇宙に遍満する大エネルギーが充満し、つねにあなたの力のバックアップとなっている。何をするにも自分自身の力だけではしれたもの。常に背後の存在を認識して事に当れば、必ず成就するものである。
2.
朝、日覚めた時、今日も又、神に生かされていることに感謝し、一日をはじめよう。
生きるということは、この世の一切のものを認め、感謝することによって、はじめて本当に生きるということになる。私達は太陽に空気に水に大地に、生きとし生けるもの、すべてによって生かされている。その中の一つでも欠けたら、私達はもはや生きてゆくことは出来ない。
3.
あなたは黙ってそこにいさえすればよい。無理して話さなくてもよい。語りかけなくてもよい。ただ静かに黙ってそこにいて、皆に安心感を与えてあげさえすればよい。
人より一歩超えた人の存在はそんな人のことを指すのだ。心の中にあるのは、只「世界人類が平和でありますように」という人々の幸せを祈る祈りがひびいているだけなのだ。
4.
あなたのまわりは、いつも愛のみにみちあふれている。そこには何の障りもなく、唯幸せのみ満ちあふれている。そこが本来のあなたの住んでいるところなのだ。神の子としてのあなたが。