如是我聞 ー五井先生の言葉ー(日本語)
高橋 英雄 編著
188.
人間は誰でも一度はどん底を通るもんだ。その時、どん底の苦しさを恐れて逃げようとすれば、いつまでたっても運命は開かれない。それはちょうど、どうしても泥んこ道を通りぬけねばならないのに、汚なくなるのを恐れて、他にいい道はないかと右往左往しているうちに、自分がかえってますます泥んこになってしまうようなものだ。 この泥んこ道の他に目的地に到達出来る道はないんだから、少しぐらいの汚れを恐れず、前進することだ。逃げてはいけない。前に進むことだ。その泥んこの先は平坦な美しい道がひろがっているのだから。
■書籍「如是我聞 ー五井先生の言葉ー」(日本語/Japanese)
高橋 英雄 編著
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