如是我聞 ー五井先生の言葉ー(日本語)
高橋 英雄 編著
144.
普通、好きとか嫌いとか、善い人とか悪い人とかいうけれど、みんな自分の心で計っているに過ぎないのです。本当に善い人を良いといっているんじゃないのです。自分のためになる人を良い、ためにならぬ人は悪い、ということなのです。自分の利害関係ですべてを見ているからですネ。 そういう心があるうちは、世界は平和にならない。ところがそういう心は、自分ではなかなかなくせない。じゃどうしたらいいかというと――そういう想いは消えてゆく姿で、すべてこの世の現れは想いにしろ、何にしろ、善悪ともども消えてゆく姿なのだから、消えてゆく姿と思いながら、その想いを世界平和の祈りの中に入れてしまうのです。救世の大光明で消してもらうのですよ。 これを繰返し繰返しやってごらん。そうすると心がサッパリと光り輝いてくるから。
■書籍「如是我聞 ー五井先生の言葉ー」(日本語/Japanese)
高橋 英雄 編著
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